移行準備ツール
Server用移行準備ツールは、ワークフローとアプリケーションのデータベースを新しいAES256標準に迅速に移行するために事前移行ができるユーティリティです。
この移行準備ツールはオプションであり、独立したコマンドラインユーティリティです。Server 2022.1 (またはそれ以前のバージョン)から2022.3.x以降にアップグレードする前に、一度実行するだけです。
注記
このツールを作成した理由を教えてください。
Serverは、保存データの暗号にAES256を使用するようにアップデートされました。暗号化して保存されている既存のデータはすべて、現在の暗号化方式から新しい暗号化方式に移行する必要があります。このデータの一部は、2022.3へのアップグレードに先立ち、Serverが運用されている間に移行することができます。
移行が必要なデータの中で最も時間がかかるのは、Serverに保存されているアプリとワークフローです。このデータは事前に移行することができるので、Server 2022.3へのアップグレードを実行するときに時間を節約できます。
Alteryxは、アップグレード前にこのデータを移行できるように、移行準備ツールを作成しました。
移行準備ツールを使用するタイミングを教えてください
移行準備ツールは、次の場合に実行することをお勧めします。
アップグレードする Server のインストールが本番システムまたは開発システムで、数時間以上ダウンできない場合
数百以上のワークフローがある場合
MongoDB Atlasまたはユーザー管理のMongoDBで実行している場合
これらのケースが当てはまらない場合でも、アップグレードを実行する前に移行準備ツールを実行して、成功を確実にすることをお勧めします。
さらに、db.AS_App_Chunks.dataSize() と AS_PackageDefinitions のサイズも考慮することを推奨します。移行準備ツールを準備モードで実行する必要がある場合について、データベースサイズに関連する推奨事項はありません。
ワークフローが少ない場合や、Serverのアップグレードに数時間から数日かかっても問題ない場合は、移行準備ツールの使用を省略し、標準のServerインストーラーを実行して2022.3にアップグレードすることができます。暗号化の移行がアップグレードの一部となるため、ダウンタイムが通常より長くなります。
注記
アップグレード前に移行準備ツールを実行しないことを選択した場合、ツールは2022.3アップグレードインストールの一部としてインストールされ、実行されます。
次のステップ
To evaluate any anticipated issues you might need to address prior to upgrading to 2022.3 or later, run the pre-flight check as part of the Migration Prep Tool.
重要
You can only perform a pre-flight check on Server instances using a 64-character Controller Token.
If your Server is on version 2021.3 or earlier, you need to first upgrade to version 2022.1 before proceeding with the next steps.
Check the length of your Controller Token in Alteryx System Settings > Controller > General > Token > View.
If your token is 40 characters long, select Regenerate to create a new token. Then select OK to restart the AlteryxService and create the new token.
During the pre-migration or full migration process, you will be able to see error logs that allow you to resolve the issues yourselves. This enables you to take the recommended action to ensure the full migration is completed successfully despite any errors.
Default: Run the pre-migration and pre-migration check simultaneously (-p)
Run just the pre-migration (apps) (--appsonly)
Run just the credential validation step (--credonly)
While running the Migration Prep Tool, you must provide the controller token (-t) and hostname/IP Address (-i) of the controller. This also means you can now run the Migration Prep Tool on a multi-node setup by providing the controller's hostname/IP address and controller token.
Please note that 2 instances of the Migration Prep Tool tool cannot run simultaneously for the same controller.