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Alteryx Designer-FIPS

Alteryx Designer-FIPSバージョン2022.1は、FIPS対応を必要とするお客様向けにFIPS 140-2対応オプションを提供するDesignerの最初のリリースでした。なお、FIPS標準は、米国政府機関および請負業者が使用することを目的として、米国国立標準技術研究所(NIST)が開発したものです。FIPSの詳細については、 NIST FIPSのFAQページ を参照してください。

Alteryx Designerの通常 (FIPS非対応) リリースバージョンはFIPSに対応していません。FIPS 140-2に準拠する必要があるお客様は、個別のライセンス条項に従って個別のリリース (およびインストーラー) を利用することができます。

DesignerとDesigner-FIPSの比較

Alteryx Designerを以前から使用してきた方の中には、Alteryx Designer-FIPS 2022.1リリースでは、Designerの一部のツールと機能が使用できないことや、機能が制限されていることにお気づきの方もいると思います。これらのツールや機能の多くは、今後のAlteryx Designer-FIPSリリースで再び徐々に利用できるようになる予定です。

Alteryx Designer-FIPS 2023.1リリース

Alteryx Designerバージョン2023.1では、一般提供リリース版とFIPS 140-2対応製品が個別に提供されています。FIPSの詳細については、 NIST FIPSのFAQページ を参照してください。

Alteryx Designerの通常リリースバージョンはFIPSに対応していません。FIPS 140-2に準拠する必要があるお客様は、個別のライセンス条項に従って個別のリリース (およびインストーラー) を利用することができます。

機能およびツールの違い

Alteryx Designer-FIPS では、一部のツールや機能が制限されているか、利用できない場合があります。当面は、Alteryx Designer-FIPSリリースで今後利用可能になるツールと機能について、引き続き評価を続けていきます。

違いについては、以下のページを参照してください。

Alteryx Designer-FIPS 2022.3リリース

Alteryx Designer バージョン2022.3では、一般提供リリース版 および FIPS 140-2対応製品が個別に提供されています。FIPSの詳細については、 NIST FIPSのFAQページ を参照してください。

Alteryx Designerの通常リリースバージョンはFIPSに対応していません。FIPS 140-2に準拠する必要があるお客様は、個別のライセンス条項に従って個別のリリース (およびインストーラー) を利用することができます。

機能およびツールの違い

Alteryx Designer-FIPS では、一部のツールや機能が制限されているか、利用できない場合があります。当面は、Alteryx Designer-FIPSリリースで今後利用可能になるツールと機能について、引き続き評価を続けていきます。

違いについては、以下のページを参照してください。

Alteryx Designer-FIPS 2022.2リリース

Alteryx Designer-FIPSの2022.2リリースでは、初期の2022.1リリースでは利用できなかった機能とツールが導入されています。詳細については、以下のリソースを参照してください。

最新の FIPS 140-2 リリースにおける機能とツールの違い

以前からAlteryx Designerを使用してきた方は、Designerの一般的な機能のうち、一部がAlteryx Designer-FIPSでは使用できないことに注意してください。

除外または制限された機能

現在のAlteryx Designer-FIPSリリースでは使用できない、または機能的に制限されているDesigner機能については、「 Alteryx DesignerとFIPS: 機能の違い 」を参照してください。

除外または制限されたツール

最新の Alteryx Designer FIPS 140-2 リリースでは使用できない、または機能的に制限されている Designer ツールについては、「 Alteryx Designer と FIPS: ツールの違い 」を参照してください。

セキュリティとは関係ない用途で作られた非準拠サードパーティライブラリ

次の表に、FIPS 140-2 リリースで使用されている非準拠のサードパーティライブラリを示します [1]

ライブラリ

アルゴリズム

目的

AG Grid

MD5

AG Grid ライセンスの検証に内部的に使用されます。

Alteryx Designerで使用される FIPS 140-2 認定暗号化モジュール

  • OpenSSLバージョン 3.0.0 – OpenSSL FIPSプロバイダー – 審査待ち – 証明書アルゴリズム ( A1938 ) [2]

  • Windows 10 - 暗号化プリミティブライブラリ - 証明書 #3197

メモ

[1]: Alteryxは、これらのライブラリが、一定の制限がかかった状態で非準拠の暗号化アルゴリズムを使用しているものと認識しています。これらのサードパーティライブラリは、セキュリティとは関係ない目的で使用するものと見なしています。

[2]: CMVPが新しい検証証明書のためのFIPS 140-2申請を受け付けなくなったため、AlteryxにはOpenSSL 3.0.0 FIPS 140-2 認定のビルドを保有するという選択肢がなくなりました。つまり、NISTによってOpenSSL FIPSプロバイダー認定が発行されるまで待ち、認定を受けたOpenSSL FIPSプロバイダーが使用できる状態になってから、実際に使用する段階に移ることになります。