ピアソン相関ツール

ツールごとに学習

ピアソン相関には「ツールごとに学習」があります。サンプルワークフローを参照して、このサンプルを含むさまざまなサンプルをAlteryx Designerで直接利用する方法をご確認ください。

ピアソン相関を使用して、2つの変数間の相関を測定します。

ピアソン相関ツールは、積率相関係数(PMCCと呼ばれることがあり、通常rで示される)を使用して、2つの変数XとYの相関(線形依存)を測定するします。この係数は、+1から-1の間の値をとります。これは、2つの変数間の線形依存の強さの測定として科学で広く使用されています。

相関 (しばしば相関係数、ρとして測定される) は、2つのランダム変数間の線形関係の強度および方向を示します。相関値は、-1.00(完全な負の相関)から+1.00(完全な正の相関)の範囲にあります。ゼロは相関が全くないことを示します。

相関係数は、2つの変数の共分散をそれらの標準偏差の積で割ることによって得られます。

ツールの設定

選択した変数の相関を生成する: 入力ストリームから、送還を実行する2つ以上のフィールド(列)を選択します。フィールドは数値でなければなりません。サロゲート主キーやナチュラル主キーなどの固有識別子を含む列は、統計分析で使用しないでください。これらの列には予測値がなく、実行時の例外処理を起こす可能性があります。
実行する計算のタイプを指定します。
- 相関を計算する: ピアソン相関を測定します。
- 共分散を計算する: 異なるフィールド間の共分散を測定します。共分散のタイプは「サンプル共分散」であり、Excelの統計関数「COVARIANCE.S」と同じです。

[ピアソン相関係数]ツールでは、非Null値を期待します。データにNullがある場合、インピュテーションツールを使用して最初にNullを置き替えることをお勧めします。